親の会について

30代40代の「ひきこもり」がふえているらしい。

「こもる」ことはダメなのですか?当事者も含め、みんなで話しませんか?

☆ 春(4月)夏(7月)秋(10月)冬(1月)と年4回、「ひきこもり」を話す市民の会を開催しています。
 

 阪神大震災のあと、ある親の会に参加して、30代、40代 のひきこもりが話題となり、行き場がなく、社会に出る前のウォーミングアップができる場があればいいなという話が出た。そんな場があればいいな、そういう場を創れないだろうかという意見が出た。しかし、反対にそんな場所には行きたくないという青年もあることがわかった。ひきこもる青年もいろいろで、一様ではない。親が高齢化していく中で、心配もふえ、相談する場もないという現状を訴える人もいた。それから7~8年経過して、まず親が集まって、ゆっくり話し合い、情報提供をしあう場が必要だろうと判断して、神戸フリースクールの高等部「神戸自由学院」に、「ひこもりを話す市民の会」というものを立ち上げ、例会を続けてきた。

 いつまでもひきこもりのままでいいのか、社会復帰についてなどを親たちで話し合ってきた。大学は出たけど入社した直後からひきこもっている青年、場面かんもくの症状がある青年の話、ひきこもりから脱出するためにアルバイトに出かけたが、1ヶ月続かずまたひきこり状態になっているという話など、個性的な人たちが多様な生き方をしている様子がうかがえた。脱出するのに即効的な手段はなく、長い目で見ていくしかないと思いつつも、つい大声で怒鳴ってしまったこともあると反省の弁を語られた人もいる。前途は多難としかいいようがないが、光をみつけた人もいる。いろいろな経験談から啓発されることもあるし、共感することもあり、逆に反発することもある。でも話し合える仲間がいることは、すくなくとも孤独に悩んでいたときにくらべると力強く感じるといって、例会には欠かさず出席している。

ずいぶん前にひきこもりの映画を作った小林青年が言っていた「地震でもこないかな?」という一言、大きな自然災害などのアクシデントがあれば、動き出すきっかけができる、そんなきっかけを待っているような自分もある、と彼は証言していたが、彼らも、いつまでもひきこもっているわけにはいかないと自覚しているんだと思う。自分なりにウォーミングアップの場を見つけ、調子をとりもどすというように、段階を踏むことって大事なことだと話している。カウンセラーとか医師のアドバイスだけでは十分ではなく、それぞれのちがいを話し合ったり、実際に社会復帰に挑戦した体験談とか、失敗談とかを話し、語り合える、情報交換の場にぜひお出かけください。

まず親が集まって話しませんか?

* 不登校を考える親の会     毎月 第4日曜日  午後2時30分~4時半  場所 神戸自由学院

* ひきこもりを話す市民の会   年 4回  (4月・7月・10月・1月の第2木曜日or第3木曜日)    連絡 078-360-0016   

上記のように10代から30代の不登校・ひきこもりの子をもつ親の会を開催しています。初めての方もご遠慮なくご参加ください。(お茶代200円)

       ・・・・・・・・・・ 親の会の軌跡 ・・・・・・・・・・・・・

1990年7月  明石市内で「不登校を考える親の会」を始める (明石フリースクール内)

1997年10月 阪神大震災で明石市内の自宅も事務所も全壊し、神戸に移転。
         「親の会」を再結成、「不登校ネットワーク兵庫」と名付ける。 (神戸フリースクール内)

1998年3月  「登校拒否を考える全国ネットワーク」に入会する。
2010年9月  神戸フリースクールの高等部「神戸自由学院」が兵庫県教育委員会から「技能連携校」の認可を受ける

2011年10月 「ひきこもりを考える市民の会」を発足し現在に至る。

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